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児童養護施設

児童養護施設は、乳児院と同じように、さまざな事情で保護者と一緒に暮らすことができない子どもを迎え入れて、子どもの自立を支援する児童福祉施設です。

乳児院が主に1歳未満の乳児を養育するのに対して、児童養護施設の入所対象年齢は原則として1歳以上18歳未満で、場合によっては20歳まで延長することもあります。

児童養護施設に勤務するスタッフは、保育士をはじめとして、児童指導員、栄養士、調理士などとなっています。

児童養護施設は乳児院と同様、寝起きをともにする生活型の施設です。
学齢期になった子どもは施設から学校に通うことになります。すなわち、子どもにとって児童養護施設は家のようなものです。そして現場のスタッフは、家族と別れて暮らす子どもたちにとって、いわば親代わりと言えます。そこで働く保育士には親代わりとして、日常生活の面倒から勉強や人間関係の相談まで、さまざまな面から子どもたちを支えていくことが求められます。

近年は、虐待のために両親と離れて生活せざるを得なくなった子どもが増えてきています。虐待を受けてきた子どもたちは、人間関係の基礎である親との関係がうまく築かれていません。このような子どもたちとコミュニケーションをはかっていくことは、保育士にとって簡単なことではないでしょう。

保育士にとって児童養護施設で働くということは、とても大変で大きな責任を負うことでもありますが、それだけやりがいのある仕事であるとも言えます。